システムエンジニアのサービス残業あるある

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タイムカードを切ってから残業をさせられるSub Theme

気が付いたらサービス残業

システムエンジニアにとってサービス残業はわりと珍しくないあるあるです。自分が納得してやってる時はまだいいとして(本当は良くないですけどね)、サービス残業を強要されると辞めたくなります。
自分の働いている会社や、これから働こうとしている会社がブラック企業かどうかは、「サービス残業」の有無によってある程度わかります。しかし、会社側も巧妙に仕組んで従業員にサービス残業をさせようとしているため注意が必要です。例えば会社側に残業代の事を尋ねた時に、「裁量労働制だから」と言われて突っぱねられた場合は要注意です。そもそも裁量労働制は一部の専門的なエリート部門に与えられる特権のような働き方で、出勤時間や退勤時間の制限を受けないというものです。自由に出勤してとにかく成果をあげてくれればいいという会社側とエリート社員との合意の上での取り決めです。この場合は勤務時間と残業時間の区別もなくなります。これを企業が逆手に取り、ひたすらシステムのバグチェックをしているような一般のシステムエンジニアにも適応し、本来なら残業時間のはずの勤務時間を無に帰すのです。

タイムカード上では退勤

また通常通り残業代がつくはずがサービス残業にされてしまう例もあります。例えば「ノー残業デー」などは注意が必要です。そもそもは従業員が過剰に働くのを避けるために作られたノー残業デーのはずですが、ブラック企業の場合は関係なく残業を強要してきます。しかし、本来残業してはいけない日に従業員に残業させたとなると、労働組合や労働監督署から指導を受けますし、社会的にバッシングを受けてしまう危険性もあります。そこでノー残業デーは退勤時間に一度従業員にタイムカードを押させて、タイムカード上では退勤したことにして残業をさせることが多いのです。会社の入っているビルがノー残業デーは7時までしか使えないというルールで、従業員は近くの喫茶店やファミレスに移動して再び残業をするという笑えない例もあるのです。

専門家に相談するのも一つの手段

このように働いているうちに、自分の会社がブラック企業だとわかった場合どうすればいいでしょうか。サービス残業をもう何年もしている、もう会社を転職したいがこのまま泣き寝入りするのは悔しい、そう思っている人も多いでしょう。しかし、ほとんどの人は一人で会社を相手取って残業代を取り返すのは難しそうだと考えているのではないでしょうか。この場合、専門家に相談するのも一つの手段だと思います。おすすめは「残業代バンク」です。

【残業代バンク】は残業代の情報
「残業代バンク」は、労使紛争の専門家である社会保険労務士で組織されている団体です。

また、「自分が本当にサービス残業をしていたのか確信が持てない」「残業代の請求方法が分からない」「わかっていても不安なので実行に移せない」など、このような疑問や不安がある場合も一度相談してみるほうが良いかもしれません。

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