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会社員なんかやめてやる!と、独立してフリーになったシステムエンジニアが、一年目に経験する「フリーエンジニアデビューあるある」をまとめます。うれしい驚きもあれば、シャレにならないものもありますが、2年目、3年目と経過するうちに、なんとかなっていくものです。これからフリーエンジニアになっちゃおうかと考えているシステムエンジニアの方もぜひ参考にしてくださいませ。すでにベテランフリーエンジニアの方は遠い目をしながら懐かしみつつ読んでやってください。
会社に勤めていたシステムエンジニアがフリーエンジニアとして独立して、獲得した案件の単価の高さにおののく。これも、システムエンジニアのフリーランスデビューあるあるだと思います。会社員よりもフリーのシステムエンジニアのほうが、高収入を得ているケースがほとんどですが、フリーのエンジニアが置かれている環境を考えると理解できます。社会保障もなく、会社員なら受けられる当然の権利もありません。エンジニアの仕事以外にも営業や受付の作業など雑多なすべての仕事をする必要もあり、「金額だけ見たらすごく儲かったような気分になったけど、妥当だった」というオチです。
自由な働き方を手に入れたいと思ってフリーエンジニアになってみたものの、仕事を安定してとるためにはやりたくない仕事もやらざるを得ず、クライアントの都合に合わせるために自分の都合で休日もとれなかったり、思ったほど自由じゃなかった。という、システムエンジニアあるあるを紹介します。イメージ上の自由さだけにあこがれるのではなく、実際にフリーとして働いて生活していくためにはどういった困難があるのかという事も独立前に意識しておくと、ギャップなくやっていけそうです。
会社に勤めていれば多くのことを会社にまかせられますが、フリーになればそれをすべて自分でやらざるをえなくなります。その一つが確定申告です。「書類の内容を税務署で確認してもらおうとしたら間に合わなかった」、「せっかく領収書を保管しておいたのに、記録しておかなかったために思い出せず苦しんだ」など、確定申告に関する失敗談の多くは準備不足によるもの。「独立一年目だもの、大目に見てよ。」と思いつつ、できれば失敗は避けたいところです。会計ソフトなどをざっと紹介します。
フリーエンジニアとして一番の悩みは結局お金の問題になるのではないでしょうか。いつ仕事が来るかわかりませんし、取引先の言い値で引き受けないと仕事がもらえなくなると言う怖さから、つい断れずにそのまま仕事をしてしまう人がほとんどでしょう。しかし不当に低い賃金で働いてもストレスと疲れで、今後の仕事や他の仕事に悪影響が出ることは必至です。最低限のラインを決めてそれ以上でないと引き受けない、そんな「フリーエンジニアの流儀」が必要なのかもしれませんよね。自戒をこめて。